空売り(信用売り)の説明
信用取引の説明
株式投資には2種類の取引方法が存在します。
「現物取引」と「信用取引」です。
現物取引とは、一般的な株取引で株式を「買い」から投資することしかできません。
株式を安く買い、高く売って利益を狙うのが現物取引です
■現物取引=株価の値上がりが利益になる・株価の値下がりが損失になる
もうひとつの信用取引では、現物取引には存在しない2つの大きな特徴があります。
- レバレッジをかけることができる
- 空売り(信用売り)ができる
レバレッジの説明
「レバレッジ」とは、証券会社からお金を借り入れることによって、証券口座内に入っている運用資金以上の金額で投資が出来る制度です。
株式投資の信用取引では、3倍の金額までレバレッジをかけて投資を行うことができます。
100万円の運用資金で300万円分まで投資することが可能なイメージです。
信用取引でレバレッジをかける場合、リターンは高くなりますが、その分だけリスクも高くなります。
空売り(信用売り)の説明
信用取引のもうひとつの特徴は「空売り(信用売り)ができる」ことです。
この空売りの原理がサヤ取り投資にとって重要になります。
空売りは、現物取引とは反対に株価が下落すると利益になります。
■空売り=株価の値下がりが利益になる・株価の値上がりが損失になる
現物取引の場合、株価が上昇した分が利益になり、株価が下落した分が損失となりますが、空売りはそれとはまったく正反対の取引です。
空売りでは、株価が下落した分が利益になり、株価が上昇した分が損失となります。
株価が下落すると利益が出る空売りを利用すれば、下落相場でも利益を狙うことができます。
上昇相場では現物取引で株式を買い、下落相場では信用取引で空売りをすることで、どのような相場トレンドのときにも対応できます。
個人投資家において、空売りに対する個人投資家の認知度はまだまだ低く、仮に知っていても空売り実践している投資家は非常に少数です。
株式投資は、株価が上がらないと儲からないと考えている方がほとんどです。
現物取引の「買い」だけで利益が出るのは上昇トレンドのときだけです。
レンジ相場や下落相場のときは、休憩しなくてはなりません。

信用取引のまとめ
世間一般的に信用取引は「リスクが高く、危ない投資」というイメージがあるかもしれません。
レバレッジを3倍まで利かせることができるのでリスクが3倍になることや、空売りは株価が上昇すると損失になるため、現物株とは違って損失に上限がないことなどが、マイナスイメージの原因となっているようです。
しかし、必ずしもレバレッジをかけて運用しなければならないわけではありません。
空売りをしたくなければする必要もありません。
レバレッジをかけずに、空売りもせずに、現物取引と同様、手元にある資金のみで運用することも可能です。
信用取引は「現物取引にはない選択肢が増えた、上位の取引形態」とお考えください。
信用取引は道具と同じです。
使い方次第では便利に活用できますが、間違った使い方をすると大ケガする可能性もあります。
しっかりと正しい使い方を理解し、リスク管理をきちんと行うことができれば、現物取引以上に有効な投資を実現してくれるのが信用取引です。
正しく信用取引を活用して通常の現物取引にはできない投資戦略の幅を広げてください。
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