サヤ取り(鞘取り)用語集
あ行
- アービトラージ
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金融市場における価格変動において、同一の値動きをする2つの商品の間で、割安な方を買い、割高な方を売ることにより、理論上リスクなしに収益を確定させる取引のこと。
マーケットの価格が理論価格に近づき、乖離(かいり)がなくなることで、割高・割安な状態が解消されたタイミングで反対売買を行なうことによって収益化する。
同義語
サヤ取り、アービトラージ
- 移動平均乖離率
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移動平均乖離率とは、株価が移動平均線からどれくらい離れているか(乖離しているか)を見る指標です。
- 移動平均線
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過去一定期間の株価の終値の平均を折れ線グラフにしたもの
か行
- 片張り
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「買い」あるいは「売り」のどちらか片方の取引を行う手法をいいます。
- 空売り
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株式の信用取引の「信用売り」のことで、証券会社に一定の保証金を預け、他から株を借りて市場で売ることをいう。
空売りは、株価下落にそなえ、現在の株価で売り、値下がりしたところで買い戻し収益化する。
カラ売りを行い株価が下落した分が投資家の収益となる。
別名
信用売り
- 現物買い
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投資家と証券会社との間で株式を現金で購入すること。
さ行
- 裁定取引
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金融市場における価格変動において、同一の値動きをする2つの商品の間で、割安な方を買い、割高な方を売ることにより、理論上リスクなしに収益を確定させる取引のこと。
マーケットの価格が理論価格に近づき、乖離(かいり)がなくなることで、割高・割安な状態が解消されたタイミングで反対売買を行なうことによって収益化する。
同義語
サヤ取り、アービトラージ
- サヤ取り
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「売り」と「買い」を同時に行いその価格差(サヤ)の伸縮から利益を狙う投資方法です。
別名「裁定取引」「アービトラージ」「ペアトレード」など複数の呼び方があります。
サヤ取りの基本的な形です。
これが株式サヤ取りの基本的な形です。
- 割安な銘柄を買い
- 割高な銘柄を売り
- 時価総額
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上場している企業が、どの程度の規模なのかを示すもの。
個別銘柄の時価総額は、その企業の株価に発行済株式数をかけた数値で表すことができる。
- シグマ
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標準偏差=シグマ(Σ、σ)と表されデータのバラツキを表す指標です。
- 信用売り
-
株式の信用取引で、証券会社に一定の保証金を預け、他から株を借りて市場で売ることをいう。
信用売りは、株価下落にそなえ、現在の株価で売り、値下がりしたところで買い戻し収益化する。
信用売りを行い株価が下落した分が投資家の収益となる。
別名
空売り
- 信用買い
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信用取引において値上がりを期待して必要な、資金を借りて株式を購入す取引。
- 信用取引
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株式投資に必要な資金や株式を、証券会社や他社からから借りて行う株式取引
証券会社に一定の委託保証金を差し入れると、実際に株式や金銭を持たずとも株式売買を行うことができる取引。 信用取引には、値上がりを期待して、資金を借りて株式を購入する信用買いと、値下がりを期待して、株式を借りて売却する信用売り(空売り)があります。 信用取引は、自己資金で株式を取引する現物取引に比べて、レバレッジが効き少ない資金で大きな取引を行うことができます。
- 相関係数
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金融商品で2銘柄間の動きの関係を表す数値。
相関係数は、-1~+1の数値で表され、数値が高いほど同じ動きとなる。
相関係数が1に近い場合には、一方の銘柄が上昇すれば、他方の銘柄も上昇する傾向が強く(同じ値動きをする)
相関係数が0に近い場合には、その2銘柄の騰落率の動きには関連性がないと考えられる。
相関係数がマイナス1に近い場合は、一方の銘柄が上昇すれば、他方の銘柄下落する傾向が強い。(反対の値動きをする)
- +1の場合 全く同じ動き
- ±0の場合 動きに規則性はなし
- -1の場合 正反対の動き
た、な、は行
- 標準偏差
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標準偏差=シグマ(Σ、σ)と表されデータのバラツキを表す指標です。
- ペアトレード
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金融市場における価格変動において、同一の値動きをする2つの商品の間で、割安な方を買い、割高な方を売ることにより、理論上リスクなしに収益を確定させる取引のこと。
マーケットの価格が理論価格に近づき、乖離(かいり)がなくなることで、割高・割安な状態が解消されたタイミングで反対売買を行なうことによって収益化する。
同義語
サヤ取り、アービトラージ
ま、や、ら、わ行
- 両建て
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投資において、同一銘柄や同じ値動きをする金融商品を「買い」と「売り」の状態を同時に作ること。
相場が大きく値動きした場合でも、両建てしている場合、損益面で利益と損失が相殺されるために相場変動の影響を受けにくくなる。